カリブ海の真珠、キューバ。その首都ハバナでのんびり暮らしのフォトブログ/コメント大歓迎 yukihabana@yahoo.co.jp


by yuki-cuba

気絶パン

気絶パン


長い棒状のパン、すなわちフランスパン(またはバゲット)のことを
スペイン語で「フラウタ」(FLAUTA:楽器のフルートと同じ)と呼びます。
そしてキューバには、もう一つ呼び名があります。
「デスマヤード」(気絶)。


ハバナ旧市街なら、
ホテル・アンボスムンドスやホテル・パルケセントラルなど
一流ホテルの近くにあるパン屋さん、
すなわち外国人観光客がよく買いにくるパン屋さんでは、
太くて長くてパリッと固めに焼きあがったフラウタが売られています。
e0163511_5165741.jpg


でも給付手帳用のパンを扱っているような市民用のパン屋さんのフラウタは、
たいてい短く、細く、羽根のように軽くてスカスカ。
e0163511_9142433.jpg

横にして寝かせておかないと、
ぐにゃりと曲がってしまうほどグッタリしているので、
市民は、「気絶」と呼ぶようになりました。

「気絶、3本ちょうだい」というように、一般的に、普通に使われています。

キューバ人らしい、がつんと強いブラックユーモアですね〜。
(そういえば、ブタインフルエンザが流行したときは、
「パンデミア」が挨拶のように流行語になってました。
 「オラ(やぁ)、元気か、パンデミア!」といった具合に)

でも今日買った「気絶パン」はそれにしてもヒドすぎる。
うけとったとたんに、ぐしゃりとひしゃげてしまったの。(写真)

大きさといい、柔らかさといい、まるで、まるで、スリッパみたい。

これでは半分に切ってハムを挟むことだってできないワ。
[PR]
by yuki-cuba | 2011-04-18 09:14 | 暮らし